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SCHOOL METOOについて
About School MeToo
2019年8月23日、札幌市中学教諭性暴力事件の判決が東京地裁で言い渡されました。
15歳のころから中学校の男性教師から性暴力を受けていた石田郁子さんが起こした裁判です。
石田さんは実名と顔を公開し、裁判に訴えました。
地裁の判決は除斥期間が過ぎているという点のみを判断理由とし、被害者の訴えを棄却しました。
被害事実についても、学校や教育委員会などの責任も、一切議論されませんでした。
(裁判の経過)
子どもたちが安心して学校に通うためには、教育関係者が学校で起こっている性犯罪の実態を直視し、
子どもたちが被害を訴えやすい環境を作っていくことが重要です。
石田さんは今の子どもたちが同じような被害にあわないために、
また、今現在被害にあっている子どもたちを守るために最後まで闘おうと決意しました。
地裁の判決が言い渡された日、傍聴人から控訴の意向について尋ねられた石田さんは
「控訴はしたいが費用がない」とおっしゃられました。
その場にいた人たちによって緊急に立ち上げられたのが、
「札幌市中学教諭性暴力事件の被害者を支える会」です。
当会は札幌市中学教諭性暴力事件の被害者を応援してきました。
そして2020年12月15日、東京高裁で判決が出ました。請求は棄却されましたが被害事実は認定されたのです。
判決をうけ、札幌市教育委員会は石田さんに謝罪し、加害教諭は懲戒免職になりました。
当会は、名称を「School MeToo」とし、これからも学校の中で起こっている性暴力にNo!を訴えていきます。
どうぞみなさんも関心をお寄せください。
School MeToo
学校での性暴力にNO!
会について: 私たちについて
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